就活ノウハウ

公認会計士から選ばれているおすすめの監査法人は?大手・準大手・中小を徹底比較

パソコンで作業をする女性

「監査法人は結局どこがおすすめなの?」

「準大手・中小監査法人を選ぶメリットは?」

「大手と準大手・中小の違いはどこ?」

そんなお悩みはありませんか?

今回は公認会計士試験を突破した就活生に向けて、下記の内容を解説します。

  • 監査法人の選び方と戦略
  • おすすめの監査法人ランキング
  • 大手監査法人と準大手・中小監査法人の特徴と違い
  • 選ぶべき監査法人とは

大手監査法人に就職する方が多い中、業界の動向が変化している状況も踏まえると、監査法人の選び方もこれまでと変えていく必要があります。

今後はあなたが描くビジョンや価値観に合わせて、監査法人を選ぶことも重要な要素です。

今回の記事は、厳しい公認会計士試験を突破した方が、後悔しない就職先を見つける手がかりになる内容になっていますのでぜひ最後までご覧ください。

目次

監査法人の選び方とキャリア戦略

考える男性とグラフと数字

監査法人といえば、大手監査法人(いわゆるBIG4)が業界内のシェアを大きく獲得しています。したがって、公認会計士試験論文式試験合格後の就職先は大手監査法人を希望するというのが一般的な流れでした。

しかし、年々監査業務の厳格化が進んだことで、業界内の動向も変化しつつあります。例えば、大手監査法人から準大手・中小監査法人に監査人を切り替える上場企業やIPO準備監査が増加しています。

したがって、公認会計士として「大手監査法人がおすすめ」「大手監査法人に就職しておけば間違いない」といった単純な話ではなく、ご自身が描く未来やキャリアに適した監査法人を戦略的に選ぶ必要があるでしょう。

適切な監査法人を選ぶには、公認会計士として自分が求める価値観や条件をベースに各項目毎で監査法人を評価していくことが大切です。

評価ポイントは以下の7つに絞り比較していきましょう。

  • キャリアプラン
  • 組織体制
  • 成長スピード
  • ホワイト度
  • 勤務地や雰囲気
  • 知名度や規模
  • 年収
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公認会計士であれば独立するステップや税理士法人やコンサルティング会社へ転職など、キャリアの選択肢は多いといえます。

監査法人おすすめ度ランキング

データを統計している風景

監査法人を選ぶにあたって、カテゴリ別で監査法人のランキングを見ておくと評価ポイントが分かりやすく比較しやすいでしょう。

今回は2項目に絞っていますが、こちらの記事で詳しいランキングを解説していますので、合わせてご覧ください。

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業務及び財産の状況に関する説明書類や金融庁データなど一次情報をメインに統計したランキングです。

監査法人売上別ランキング

順位監査法人売上高(単位:百万円)
1位有限責任監査法人トーマツ138,814
2位有限責任あずさ監査法人111,098
3位EY新日本監査法人106,431
4位PwCあらた有限責任監査法人(※2)56,458
5位太陽有限責任監査法人14,256
6位PwC京都監査法人(※2)6,735
7位東陽監査法人4,649
8位仰星監査法人4,144
9位三優監査法人3,749
10位アーク監査法人1,892
※1 2022年度の5月〜6月決算発表のデータを元に作成
※2 2023年12月1日付で「PwC Japan有限責任監査法人」として合併

今回集計している売上高には「監査証明業務」「非監査証明業務」の2つを含んでいます。

監査法人の規模でいえば、「有限責任監査法人トーマツ」「有限責任あずさ監査法人」「EY新日本監査法人」が圧倒的な数字を残しています。誰もが知っているような企業の監査を担当したいなど、取引先の規模感も求めるのであれば上位の監査法人を選ぶ必要があります。

参照:日本公認会計士協会 登録上場会社等監査人情報 事務所情報公開システム メニュー

監査法人平均年収ランキング

順位監査法人平均年収
1位有限責任あずさ監査法人812万円
2位有限責任監査法人トーマツ798万円
3位EY新日本有限責任監査法人797万円
4位PwCあらた有限責任監査法人(※2)767万円
5位太陽有限責任監査法人747万円
※1 企業評価サイトopenworkの2023年8月時点のデータを元に作成
※2 2023年12月1日付でPwC京都監査法人と合併し、「PwC Japan有限責任監査法人」となっている

2022年度における平均年収では、有限責任あずさ監査法人がトップの金額です。監査法人の規模感と平均年収はある程度相関していることがデータから分かるため、年収を最優先にする方は参考にしてみてください。

平均で見ていくと大手監査法人のほうが年収は高い傾向です。スタート時は各監査法人でそこまで差がない可能性がありますが、キャリアを積み役職等がつくタイミングから、大手監査法人と準大手・中小監査法人の給与水準に差が生じると思われます。

準大手や中小監査法人も個人の経歴や能力によって年収を決める形になり、給与水準の高い方も多く在籍しています。大手で経験と経歴を積み、準大手へ転職する戦略もおすすめです。

とはいえ、あくまで上記の数値は平均年収でしかなく、ポジションや社内評価によって個人差が大きくなる点は覚えておきましょう。

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スタート時はどの監査法人でも大きく年収は変わらないことが想定されます。

大手監査法人はどこが良い?魅力や年収を比較

グラフ表を持っている男性

公認会計士試験論文式試験合格後、大手監査法人は多くの方が視野に入れる就職先になります。

監査法人によって得意とする領域や風土は異なるため、今一度整理していきましょう。

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大手監査法人の特徴だけでなく、会計士の在籍数や被監査会社先も紹介します。

大手監査法人の各特徴と強み

大手監査法人の中でも得意領域・提供サービスが違い棲み分けされているため、ご自身の会計士像と照らし合わせながら比較してください。

有限責任あずさ監査法人

売上高(2022年度)111,098(大手監査法人中2位)
在籍数合計:6,495名
(公認会計士2,958名 /公認会計士試験論文式試験合格者等1,177名)
担当企業例(2022年度監査報酬上位5社)・三井住友FG
・日本電信電話
・武田薬品工業
・オリックス
・日本電気
提携先会計事務所KPMG(オランダ)

売上1兆円を超える企業の監査など大規模な監査業務を担当している監査法人です。大手監査法人の売上高で比較しても2位を獲得することが多く、抱えている被監査会社や会計士の数は国内トップクラスといえます。

三井グループや住友グループの被監査会社が多く電鉄会社の監査も得意としています。全国主要都市で監査やアドバイザリー業務を展開していますが、名古屋や中国エリアは特に強く、大手企業のシェアを独占している状況です。

BIG4の一つであるKPMGと提携し、140ヶ国以上のネットワークで国内・外資共にサービスを提供しています。

EY新日本有限責任監査法人

売上高(2022年度)106,431(大手監査法人中3位)
在籍数合計:5,859名
(公認会計士2,964名 /公認会計士試験論文式試験合格者等1,321名)
担当企業例(2022年度監査報酬上位5社)・みずほ銀行
・日立製作所
・野村HD
・ENEOSHD
・丸紅
提携先会計事務所アーンスト・アンド・ヤング(イギリス)

多岐に渡った業種の被監査会社を多数抱えていて、国内だけでなく海外の大手企業も担当しグローバルなイメージが強い監査法人です。

提携先はアーンスト・アンド・ヤングで、イギリスを中心とした150以上の国や地域のネットワークを構築しているので、海外での活躍も視野に入れている方には最適の環境でしょう。日本企業が海外進出する時など海外出張も多いため、社内でグローバル人材の育成を強化しているのも特徴です。

監査やアドバイザリー業務など、幅広い業務に携われるチャンスもある一方で、高い専門性が求められる一面があります。

有限責任監査法人トーマツ

売上高(2022年度)138,814(大手監査法人中1位)
在籍数合計:7,534名
(公認会計士3,074名 /公認会計士試験論文式試験合格者等1,176名)
担当企業例(2022年度監査報酬上位5社)・三菱UHJFG
・ソフトバンクグループ
・三菱商事
・三菱UFJ銀行
・伊藤忠商事
提携先会計事務所デロイト・トウシュ・トーマツ・リミテッド(アメリカ)

大手監査法人の中で最も売上高が高く、最大規模の監査法人です。提携先も世界最大規模のデロイト・トウシュ・トーマツであり、ネットワークの広さもトップクラスを誇り今後も拡大が予想されます。

国内の5大商社の内、三菱商事・三井物産・伊藤忠商事を被監査会社に抱え、商社の監査を得意としています。三菱グループの被監査会社を多数抱え、ソフトバンクやイオンなど大手企業の監査も担当している状態です。

監査業務に加えて、非監査業務(特にIPO支援)にも強い特徴があり、法務や税務、アドバイザリー業務など経験値を積むには最適な環境といえます。実際、非監査業務の収入や被監査会社数もトップの数字を残しています。

拠点数も国内では最多で、活躍できるフィールドも広いでしょう。

参照:日本公認会計士協会 登録上場会社等監査人情報 事務所情報公開システム メニュー

PwCあらた有限責任監査法人(現 PwC Japan有限責任監査法人)(※)

売上高(2022年度)56,458(大手監査法人中4位)
在籍数合計:2,892名
(公認会計士877名 /公認会計士試験論文式試験合格者等 642名)
担当企業例(2022年度監査報酬上位5社)・ソニーグループ
・トヨタ自動車
・東芝
・東京海上HD
・ソニーFG
提携先会計事務所プライスウォーターハウスクーパース(イギリス)
※ 2023年12月1日付でPwC京都監査法人と合併し、「PwC Japan有限責任監査法人」となっている

大手監査法人の中で最も規模が小さいものの、業界全体で見ればシェア率は高い監査法人です。被監査会社にはソニーやトヨタなど大手企業を抱えつつ、最近は大手から準大手へ切り替える企業も多い中で、2022年度は1社減で留まるなど今後が注目されるでしょう。

提携しているプライスウォーターハウスクーパースが業界トップクラスの海外ネットワークを持っていることもあり、国内を事業のメインとしつつも外資系企業もクライアントとして多く抱えています。外国籍の社員が他よりも多いという声もあり、グローバル人材として成長したい会計士には最適かもしれません。

さらに、設立された年数がまだ新しいこともあり、他の大手監査法人よりもベンチャー寄りな風土も特徴です。実力主義な風潮があり、チャレンジ志向の方にも向いています

雰囲気や勤務地の違いもポイント

大手監査法人の中でも、法人内の雰囲気は大きく変わります。企業評価サイトopenworkに書き込まれている内容を統計し、各監査法人の雰囲気や風土を一覧表にしてみました。

監査法人雰囲気や風土
有限責任あずさ監査法人・日本らしい横並びの風土
・働き方改革を推進している動きがある
・部署によって労働環境が異なる
・男女関係なく活躍できる環境
有限責任監査法人トーマツ・部署によって雰囲気が大きく異なる
・早い段階で裁量権が持てるケースもある
・若手育成に注力している
・残業時間は未だに多い
EY新日本有限責任監査法人・高い専門性が求められる
・年功序列的な風土
・近年は女性の社員も増加
・働き方改革に取り組むも残業はまだ多い
PwCあらた有限責任監査法人(※)・外資系の文化も取り入れられている
・実力主義の要素がある
・グローバルに活躍できる
・メリハリがあり働き方が調整しやすい
※ 2023年12月1日付でPwC京都監査法人と合併し、「PwC Japan有限責任監査法人」となっている

雰囲気や風土は、ご自身が最大のパフォーマンスを発揮するために重要な要素になります。

また、基本的には各エリアの事務所毎で採用される形です。毎年の傾向としては、大企業が集中している東京・大阪・名古屋が常に採用人数も多く人気といえます。

人気上昇中の準大手・中小監査法人の魅力やメリット

書類を作る男性

ここまで大手監査法人にフォーカスしてきましたが、業界の動向が変化している側面にも注目する必要があります。

最近は準大手や中小監査法人のシェア率が徐々に増えているだけでなく、会計士の人材も流れ始めている傾向もあるようです。

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就職先として準大手や中小監査法人の魅力やメリットはどこにあるのでしょうか。

大手監査法人との業務や組織の違い

最も大きな違いは、業務の分業体制に違いがあります。

大手監査法人は、大規模企業の監査を担当することも多く、業務の幅や量が膨大になるため、細かな分業(部門分け)が必須です。監査チームの人数も多く、限られた領域内の業務に注力します。

結果的に一定領域のスペシャリストにはなれるメリットがある反面、マルチ人材へと成長しにくい組織体制です。

しかし、準大手や中小監査法人は一人で抱える業務量も多くなりがちですが、その分少数精鋭チームで携われる業務の領域が広いため身につけられる知識やスキルは多岐に渡ります

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アドバイザリーの経験を積めるなど大手監査法人で体験しづらい業務も、早い段階で経験ができるのが魅力です。

キャリアパスの違い

キャリアアップの早さでいけば、そもそも人員も少ない準大手や中小に軍配が上がります。チームの人数も少なく、結果を残せば評価も上がりやすいので、出世スピードは大手よりも若くして狙えるでしょう。

給与面に関しても、準大手や中小は人材不足が叫ばれる中、役職がつくような能力がある社員には、高い給与を支払っている声もあります。

実績を残せば、いずれ大手監査法人へのキャリアアップも十分狙えます。

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ただし、準大手→大手よりも大手→準大手の道筋のほうが難易度は低くなる傾向がある点は覚えておきましょう。

また、独立志向であれば、たくさんの経験値を早く積める準大手や中小監査法人に進んだほうが近道でしょう。

公認会計士として将来を見据えた監査法人を選ぶ

真面目な男性

大手監査法人は「年収がいいから」「知名度があるから」といった表面だけの要素ではなく、理想の会計士像もしくは将来のロードマップに合わせた選択が大切です。

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大手と準大手(中小も含む)のどちらがあなたに適しているかを計れるよう、最後に整理しておきます。

担当業務のスペシャリストを目指すなら大手監査法人

大手監査法人を目指すべき人は、特定領域のスペシャリストとして「組織内」で活躍していきたい人には最適な環境です。当然、将来的に大手でキャリアを積んだ後に中小で上層ポジションで活躍するといった戦略も狙えます。

他にも大手監査法人のメリットは次の通りです。

  • クライアントの規模や数も多く安定性がある
  • 知名度も高くキャリアの選択肢は増える
  • 研修制度など社内環境が整備されている
  • 年収の上がり幅が中小よりも大きい
  • グローバル人材へと成長しやすい

独立も見据えアドバイザリー業務も担うなら準大手・中小監査法人

準大手・中小監査法人を目指すべき人は、マルチに活躍できる人材として活躍していきたい方には最適な環境です。将来独立を見据えている・コンサルティング会社や税理士法人など別業界への転職も視野に入れている方には、うってつけの環境といえます。

他にも準大手・中小監査法人のメリットは次の通りです。

  • 携わる業務の幅が広く、アドバイザリー業務なども経験できる
  • 目の届く範囲で業務を遂行できる
  • クライアントのキーパーソンとの距離が近い
  • 少人数チームで結果を残せばキャリアアップも早く狙える
  • チャレンジ志向で挑戦できる環境がある
  • 大手と比較すればホワイトに働ける環境も狙える
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例えば「三優監査法人」では、IPO準備監査×上場企業の監査業務を入社1年目から挑戦できる環境もあり、早々にマルチプレイヤーに向かってスタートを切れる環境があります。会計士として最速で成長できる仕組みだけでなく、フォローアップにも力を入れている監査法人として注目されています。

参照:参照:新卒・キャリア採用情報 – 三優監査法人

監査法人おすすめ10選

下記で、監査法人のおすすめ10選を紹介します。

ここまで見て来た大手監査法人と準大手・中小監査法人との違いや選び方を踏まえた上で、実際の法人情報や採用情報をチェックしていきましょう。

1.三優監査法人

名称:三優監査法人

・監査法人としての特徴 

三優監査法人の法人文化は、「対話-Communication-」、「協働-Cooperation-」、「挑戦-Challenge-」の3つの柱で構成されています。

BDOグローバルネットワークとの連携が進展した結果、三優監査法人では国際的な視点での監査や、国際的な基準に準拠した業務遂行の経験が積めます

・働き方・キャリアパス

個々の職員の専門性や業務の効率性を高めたり、リーダーシップやマネジメントスキルも磨きながら仕事ができます。

・初任給

月額325,000円

・就活おすすめポイント

三優監査法人は年収以外にも法人文化や業務範囲などで多くの魅力を持っています。

この法人の採用情報を詳しく知りたい方

採用サイトを見る

参照:三優監査法人 – BDO
参照:新卒・キャリア採用情報 – 三優監査法人

2.有限責任監査法人トーマツ

名称:有限責任監査法人トーマツ(Deloitte)

・監査法人としての特徴 

日本で初めてとなる全国規模の監査法人で「質実剛健」と「品質最重視」が社風とされています。

・働き方・キャリアパス

主に金融機関向けの監査、税務サービスを手がけています。総合コンサルティング業務も行っており、多岐に渡る専門性を持っています。

・初任給

月額320,000円

・福利厚生

社会保険、生命保険、不妊治療サポート、そしてアナリティクス関連の研修プログラムが充実しています

・就活おすすめポイント

品質と誠実性を重視する法人文化と多様なキャリアパスが魅力です。特に、監査だけでなく税務や法務、コンサルティングなど、多岐にわたる業務内容があります。このような多面性が従業員に広がりのあるキャリアを提供しています。

この法人の採用情報を詳しく知りたい方

採用サイトを見る

参照:沿革|コーポレート:会社案内(有限責任監査法人トーマツ)|デロイト トーマツ グループ|Deloitte
参照:包括代表からのご挨拶|コーポレート:会社案内(有限責任監査法人トーマツ)|デロイト トーマツ グループ|Deloitte
参照:有限責任監査法人トーマツ 採用サイト

3.EY新日本有限責任監査法人

名称:EY新日本有限責任監査法人

・監査法人としての特徴

EY新日本は、大手監査法人として業界での評価と知名度は非常に高いです。特に、グローバルネットワークを持つ点が魅力で、その影響力は日本国内だけでなく、国際的にも大きな存在と言えます。

・働き方・キャリアパス

次世代の監査や保証サービスのビジネスモデルに対応するためのデジタル技術研修などがあり、総合的なキャリアパスをサポートする充実ぶりもポイントです。

・初任給

月額約320,000円

・福利厚生

社会保険が完備されており、法人契約スポーツクラブなどの福利厚生も充実しています。

・就活おすすめポイント

EY新日本は、多角的なサービスと先進的な研修体制、そしてグローバル対応力に優れた組織文化が特徴です。

この法人の採用情報を詳しく知りたい方

採用サイトを見る

参照:EY新日本有限責任監査法人 法人案内 | EY Japan
参照:EY新日本有限責任監査法人定期採用サイト

4.PwC Japan有限責任監査法人

名称:PwC Japan有限責任監査法人

・監査法人としての特徴 

PwC Japan有限責任監査法人は、PwCあらた有限責任監査法人時代からPwCのグローバルネットワークの一員として国際的な視野と最先端のテクノロジーに対応した文化を培ってきました。

・働き方・キャリアパス

監査業務以外にも、ビジネスリスクコンサルタント職や経営管理コンサルタント職など多岐にわたる業務があります。

・初任給

月額398,510円(固定残業代含む)

・福利厚生

社会保険完備、ベビーシッター補助、資格取得支援制度など、多様な福利厚生があります。

・就活おすすめポイント

高い初任給、充実した福利厚生、多様なキャリアパスが整っています。

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2023年12月、PwCあらた有限責任監査法人と準大手監査法人の一つで同じPwCグループだったPwC京都監査法人が合併し、現在のPwC Japan有限責任監査法人が誕生しました。

この法人の採用情報を詳しく知りたい方

採用サイトを見る

参照:PwCあらた有限責任監査法人概要 | PwC Japanグループ
参照:PwCあらた有限責任監査法人 総合採用サイト | PwC Japanグループ

5.有限責任あずさ監査法人

名称:有限責任あずさ監査法人

・監査法人としての特徴 

明るく風通しの良い組織文化があり、従業員間のコミュニケーションが活発です。

・働き方・キャリアパス

監査業務はもちろん各種アドバイザリー業務にも力を入れています。特に、IFRS基準の適用企業や金融機関、IT企業などを対象とした多角的なサービスがあります。

・初任給

月額320,000円

・福利厚生

各種休暇休業制度、海外派遣プログラムも提供しています。

・就活おすすめポイント

あずさ監査法人では、監査やアドバイザリーだけでなく、金融、IPO支援、グローバル業務など、多様な業務領域での経験が可能です。

この法人の採用情報を詳しく知りたい方

採用サイトを見る

参照:あずさ監査法人 – KPMGジャパン
参照:あずさ監査法人|会計士採用情報|定期採用|募集要項
参照:あずさ監査法人|会計士採用情報|定期採用|私たちが伝えたいこと

6.アーク有限責任監査法人

名称:アーク有限責任監査法人

・監査法人としての特徴 

1982年設立のアーク有限責任監査法人は、現在183名の職員が活躍する監査法人です。世界第13位の国際的ネットワーク「クレストン・インターナショナル」に加盟しており、グローバルな視点も持ち合わせています。

・働き方・キャリアパス

最年少昇格年次はシニア3年目、マネージャー5年目、シニアマネージャー7年目、パートナー10年目と、早い段階でキャリアアップを目指すことができます。

パートナーの監査経験年数は10年以上20年未満が50%と、豊富な経験を持つパートナーが多く、指導力も高いです。

・初任給

月額320,000円

・福利厚生

社会保険完備(健康、厚生、雇用、労災)、確定給付企業年金、公認会計士協会年会費、実務補習所費用等 法人負担など、充実した福利厚生も魅力です。

・就活おすすめポイント

アーク有限責任監査法人は、若手会計士が積極的に活躍できる環境を用意しています。 早い段階から責任ある仕事を任せられるためスピーディーに成長できる職場です。

この法人の採用情報を詳しく知りたい方

採用サイトを見る

参照:アーク有限責任監査法人
参照:定期採用 | アーク有限責任監査法人

7.太陽有限責任監査法人

名称:太陽有限責任監査法人

・監査法人としての特徴

太陽監査法人は国際会計事務所ネットワークであるGrant Thorntonのメンバーとして、世界水準の高品質な監査業務を行う準大手監査法人の一つです。上場企業の監査クライアント数で国内第4位を誇ります。

・働き方・キャリアパス

業務範囲は監査、IPO準備監査、国際業務、アドバイザリーと多岐にわたります。

・初任給

非公表

・福利厚生

福利厚生には子育て支援制度や海外駐在制度、研修制度も充実しています。

・就活おすすめポイント

準大手監査法人である太陽有限責任監査法人は、大手と中小の両方のサイズ感で多様なメリットを持っています。入職時から責任ある業務を担当でき、国際的な研修や自己学習のプログラムも充実しているため、入所後すぐに自身の力でチャレンジしてみたい方にもおすすめします。

この法人の採用情報を詳しく知りたい方

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参照:太陽有限責任監査法人 | Grant Thornton
参照:太陽有限責任監査法人 採用情報 | Grant Thornton

8.ひびき監査法人 

名称:ひびき監査法人

・監査法人としての特徴 

1979年6月設立、多種多様な被監査会社を抱えるひびき監査法人は、オープンな法人文化で風通しの良い環境です。

・働き方・キャリアパス

他の主要な監査法人と同様に、幅広いサービスラインを提供しています。

具体的には、法定監査や内部統制監査などの監査・保証業務や、アドバイザリーサービス、IPO支援、海外進出支援などです。

・初任給

月給313,000円〜

・福利厚生

大手や準大手監査法人と同様、公認会計士協会登録費用・年会費・実務補習所費用法人負担、自己啓発等補助制度などさまざまな制度とプログラムが用意されています。

・就活おすすめポイント

開放的な雰囲気の中、部門間の垣根がなく、多様な業務に携わりながら豊富なキャリア形成を培うことができます。パートナーとの距離が近いためコミュニケーションスキルを活かした関わりが持てる点もひびき監査法人の特色です。

この法人の採用情報を詳しく知りたい方

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参照:トップページ – ひびき監査法人-PKF Japan
参照:募集要項 – ひびき監査法人-PKF Japan

9.仰星監査法人

名称:仰星監査法人

・監査法人としての特徴

「最大ではなく、最強を目指す」というスローガンのもと、仰星監査法人は独立精神を維持しつつ監査業務やコンサルティング、IPO支援など範囲の広い業務を展開しています。特にパブリック関連業務での実績があり、地方公共団体や国関連機関、NGOなどに多数クライアントを抱える準大手監査法人です。

・働き方・キャリアパス

経験の幅を重視しながら自由闊達なコミュニケーションの中、刺激あふれる公認会計士のキャリアを歩み出せるでしょう。

・初任給

月額320,000円

・福利厚生

他の監査法人と同様、働き方改革を推進しています。特に、育休取得率が77%と高く、将来的に100%を目指しているなど、ワーク・ライフ・バランスを重視した法人風土です。

・就活おすすめポイント

公共関連の業務に強みを持つ仰星監査法人は、社会への貢献とスキルアップを同時に目指せる職場です。福利厚生も充実しており、多様なキャリアパスが可能で、公認会計士としてのキャリアの成長に必要な環境が整っている法人と言えます。

この法人の採用情報を詳しく知りたい方

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参照:採用情報|仰星監査法人

10.東陽監査法人

名称:東陽監査法人

・監査法人としての特徴 

1971年の設立以来、東京、大阪、名古屋の3都市で事務所を展開する東陽監査法人は、2018年にCrowe Globalへの加入を契機に国際的な業務もカバーする準大手監査法人です。

オープンでアットホームな雰囲気が特徴で、コミュニケーションが活発です。

・働き方・キャリアパス

監査業務のほか国際業務、アドバイザリー、IFRS対応など多岐にわたります。コミュニケーションスキルや監査業務スキルの養成研修も実施されています。

・初任給

月額320,000円以上

・福利厚生

全従業員に社会保険完備。

・就活おすすめポイント

国際的な規模での業務が多く、IFRS対応などの高度な業務にもチャレンジできる環境が整っています。オープンでアットホームな社風も公認会計士のキャリアスタートにふさわしいと言えるでしょう。

この法人の採用情報を詳しく知りたい方

採用サイトを見る


参照:東陽監査法人
参照:東陽監査法人 採用情報サイト

初めての監査法人選びで失敗しないためのポイント

公認会計士試験に合格した皆さんにとって、これからのキャリアを築く上で、最初の監査法人選びは非常に重要です。そこで、初めての監査法人選びで失敗しないためのポイントをいくつかご紹介します。

自分のキャリアプランを明確にする

まず、自分のキャリアプランを明確にしましょう。大手監査法人に入所すれば、世界中の大企業を被監査会社とする豊富な経験が積めます。特に、有限責任監査法人トーマツ、EY新日本有限責任監査法人、有限責任あずさ監査法人、PwC Japan有限責任監査法人の4つの法人は、それぞれ異なる強みを持っています。

ワークライフバランスと働きやすさを確認する

大手監査法人は高年収が魅力ですが、その反面、激務で知られています。特に決算期には残業が増え、ワークライフバランスを保つのが難しいことがあります。一方、中小監査法人はワークライフバランスが充実している場合が多く、定時で帰れることも少なくありません。自分のライフスタイルや働き方の希望に合った法人を選ぶことが大切です。

昇進のチャンスとキャリアアップの可能性を考慮する

中小監査法人では、早期にマネージャーやパートナーに昇格するチャンスが多いです。例えば、監査法人アヴァンティアでは、30代でパートナーになることも可能です。キャリアアップの速さは、将来的なキャリア形成にも大きな影響を与えます。昇進のチャンスが多い法人を選ぶことで、自分のキャリアをより早く築くことができるでしょう。

副業やスキルアップの機会を確認する

副業を考えている場合、中小監査法人の方が副業を認めていることが多いです。また、税務やアドバイザリー業務にも関与できる可能性があります。これにより、監査以外のスキルも磨くことができ、公認会計士としての幅広いキャリアを築けるでしょう。

まとめ

最後に今回の記事をまとめてご紹介します。

  • 大手監査法人が業界内のシェアを独占してきた構図にも変化が出ている
  • 大手や中小といった監査法人の規模等によってメリットは変わる
  • 会計士としての将来像やロードマップに合わせた監査法人選びが必須
  • 独立や他業界も視野に入れているなら準大手や中小がおすすめ

難関とされる公認会計士試験を突破したのに、「とりあえず大手へ」「なんとなく〇〇監査法人」といった選び方をすれば、今後の進み方は大きく変わってしまいます。

個人に注目されつつある世間の流れも加味し、まずはあなたの将来像を明確に決めていきましょう。