公認会計士を目指している就活生にとって、監査法人への就職はその後のキャリアパスに影響する大きなテーマです。しかし「どの監査法人を選べばよいのだろう」「どうしたら内定を勝ち取れるのか不安」という悩みを抱える場合が少なくありません。
そこでこの記事では、監査法人の選び方と就活成功のコツを紹介します。就職活動が有利に進む具体的なステップをまとめていますので、公認会計士試験論文式試験受験者は就活の参考にしてください。
目次
監査法人の業界研究
監査法人業界の概要と就職市場動向を解説します。
監査法人への就職とは
監査法人に就職した方は、主に監査業務に従事します。具体的に監査とは、上場企業が作成する財務諸表等が会計基準等に準拠して適切に作成されているかどうかについて意見を表明します。
定期採用での就職の場合、多くの監査法人が研修や教育プログラムを用意しています。具体的な監査業務で使われる専門的なツールの操作方法をはじめ、実施する研修内容は広範です。新人研修やキャリア別研修を通じて、現場で必要な確かなスキルと専門知識を身につけられます。
監査法人の業務内容
監査法人で行われる業務は大きく分けて次の2種類です。
1.監査業務
- 法定監査
- 法定監査以外の監査
2.非監査業務
- 税務業務
- 経営コンサルティング業務
以上のように、会社法監査や金融商品取引法監査といった法定監査はもちろん、非監査業務と呼ばれる税務業務や経営コンサルティング、リスクマネジメントなど、監査法人が提供する業務は多岐にわたります。
監査法人の定期採用の実情
監査法人の定期採用の就職率は安定しています。なぜなら、監査に求められる水準が年々高くなり、監査手続が増加している等により人手不足が続いているからです。
初任給は一般的に高めです。大手監査法人や三優監査法人などの準大手監査法人は平均年収500万円〜550万円程度となっています。また、経験を重ねるに連れて年収も増加傾向にあり、職位をステップアップさせると高収入が期待できます。
待遇面では、多くの監査法人が福利厚生やワーク・ライフ・バランスに力を入れています。例えば、各種休暇制度やフレックスタイム制度、リモートワークの導入など、多様な働き方を支援するケースが一般的です。
監査法人の選び方4つ
監査法人を選ぶ際に押さえておきたいポイントを4つ紹介します。
社風や企業理念
長期的に働く上で社風や企業理念に代表される企業文化が自分に合っているかどうかは、非常に重要なポイントです。オープンな社風を好む方もいれば、堅実な階層型組織が向いている方もいます。例えば、定期的に社内イベントを開催し、スタッフ間のコミュニケーションを促進している監査法人なら、風通しの良い職場環境で勤務できるでしょう。
また、公式ホームページや会社案内をチェックして、希望先の監査法人が掲げる理念やビジョンに共感できるかも確認してください。
初任給や年収
初任給自体は監査法人間で大きな差はありません。月給30万円程度が相場です。
ただ、就職後の年収やその他の待遇には差が見られます。将来的なビジョンに合った法人を選びましょう。
教育・研修プログラム
日々の業務に専門的な知識とスキルが求められる監査法人では、教育・研修が充実しているかが鍵を握ります。そのため、語学研修制度や業界知識・実務スキルの研修など新人教育にどのくらい力を入れているかをチェックしましょう。
例えば、大手監査法人の一つである有限責任監査法人トーマツでは、約1ヵ月の新人研修を通してビジネスマナーや基礎的なビジネススキル、監査業務のシミュレーション研修などを行っています。同期との人間関係を深めながら専門知識を効率よく身につける機会があります。
福利厚生とワーク・ライフ・バランス
労働環境の状況も就職活動でチェックしておきたいポイントです。特に監査業務はクライアントの決算の関係により4月、5月に繁忙期を迎えます。そのため、一年を通じてどの程度ワーク・ライフ・バランスが取れるのか、福利厚生(各種休暇制度、レジャー施設や旅行の割引制度など)がしっかりしているかを確認してください。
監査法人への就活成功のコツ2つ
監査法人に就職するためのコツは次の2つです。
- 選考対策
- 内定獲得のためのアプローチ
では、ひとつずつ見ていきましょう。
選考対策
エントリーシートや面接は、選考過程で特に重視されます。 エントリーシートでは「なぜ監査法人で働きたいのか」を明確に記載して、業界や応募先で働きたい意欲をアピールしましょう。その際、自分のこれまでの経験や学びがどのようなかたちで監査法人での業務に役立つのか具体的に述べると好印象です。
内定獲得のためのアプローチ
情報収集と自己PRの両方に努力すると、内定獲得の可能性が高まります。法人文化や就活で必要なスキルを前もって把握し、面接で何をアピールすべきかしっかりとトークスクリプトを練りましょう。
そして、希望先の監査法人が実施する法人説明会などに参加して、事前に業務内容や社風、雰囲気を把握してください。
監査法人就活の時期とスケジュール
監査法人への就職活動は、公認会計士試験合格者にとって最も重要なステップです。しかし、そのスケジュールは非常にタイトであり、事前の準備が成功の鍵を握ります。このセクションでは、監査法人就活の時期とスケジュールについて詳しく解説し、効率的に就職活動を進めるためのポイントを紹介します。
就活開始のタイミング
監査法人への就活は、公認会計士試験の合格発表に合わせてスタートしますが、実際にはその前から準備を始めることが求められます。
8月中旬に行われる公認会計士論文式試験の終了後、すぐに各監査法人が合同説明会を開催し、情報提供を行います。この説明会には、必ず参加しておきましょう。説明会で得た情報をもとに、志望する監査法人を絞り込み、早めにエントリーシートの作成や面接準備を進めることが重要です。
合格発表の前に、志望動機や自己PRの内容をしっかりと練り上げ、選考の開始に備えておくことが、内定獲得への近道となります。
合格発表後のスケジュール感
公認会計士試験の合格発表が行われるのは、例年11月中旬です。この時点で、監査法人の就職活動は一気に本格化します。多くの監査法人では、合格発表の当日から説明会の予約やエントリーシートの提出が始まり、数日以内に面接のスケジュールが組まれます。初回の面接から最終的な内定が出るまでの期間は、わずか2週間程度と非常に短いです。
そのため、スピーディーな対応が求められます。応募者は、複数の監査法人で並行して選考を受けることが一般的ですので、時間管理と優先順位の設定が成功の鍵となります。早期に内定を獲得できるかどうかは、この短期間でどれだけ効率的に動けるかにかかっています。
忙しい期間に備えるための準備
合格発表後の2週間は、スケジュールが非常にタイトで、面接や説明会、エントリーシートの提出などが重なります。この忙しい期間に備えるためには、事前の準備が不可欠です。
まず、必要書類やエントリーシートの内容を早めに作成しておくことが重要です。次に、面接練習も事前にしっかりと行い、どの監査法人であっても即座に対応できるようにしておきましょう。また、健康管理も忘れずに行い、このピーク期間中にベストパフォーマンスを発揮できるように体調を整えておくことが大切です。最後に、複数の監査法人の選考を同時進行で進めるために、スケジュールを可視化し、優先順位をつけて効率的に動けるよう計画を立てておきましょう。
このように事前準備を徹底することで、忙しい期間でも焦らずに冷静に対応し、内定を確実に勝ち取ることができるでしょう。
おすすめ監査法人10選
おすすめの監査法人を10法人紹介します。
三優監査法人
名称:三優監査法人
社風・法人の特徴
三優監査法人は、1986年に3名の代表社員によって設立され、その後、東京をはじめ大阪、福岡、名古屋、札幌にも事務所を拡大しています。社内では「対話-Communication-」、「協働-Cooperation-」、「挑戦-Challenge-」の3つの価値観が共有されています。特に、社風はオープンで協力的、パートナーとも気軽に相談できる環境が整っています。
初任給
月額325,000円です。業界内でも魅力的な初任給が設定されています。
監査法人の業務の特徴
三優監査法人は、世界第5位のBDO Internationalと提携し、国際的なサービスも取り扱っています。業務内容は法定監査から株式上場支援業務、海外向け財務諸表監査、財務調査などさまざまです。
福利厚生・ワークライフバランス
社会保険完備。入所時支度金も用意されており、新入所者に手厚くサポートしています。
キャリアパスの展望
1年目からIPO準備監査と上場企業の監査を同時に経験できるなど、公認会計士としてのスキルを積む環境が整っているので、将来を見据えたキャリア形成も安心です。
総評
初任給が高く多彩な業務で経験が積める三優監査法人は社内の風通しが良く、オープンな企業文化が根付いています。充実した福利厚生が整っており、キャリアパスにも期待が持てる監査法人です。
参照:三優監査法人 – BDO
参照:新卒・キャリア採用情報 – 三優監査法人
PwC Japan有限責任監査法人
社風・法人の特徴
- グローバルネットワークファームであるPwCの一員として、国際的な視野と最先端のテクノロジーを活かした多角的なサービスを提供
- オープンな社風で、自分らしく働ける
初任給
月額398,510円
福利厚生・ワークライフバランス
- 充実した福利厚生制度
- 社会保険完備
- ベビーシッター補助
- 資格取得支援制度
- 多様なワークライフバランス支援制度
- オープンな社風で、個々のライフスタイルに合わせた働き方が可能
- フレックスタイム制やテレワーク制度を組み合わせたハイブリッドワークを導入し、ワークライフバランスを実現しやすい
キャリアパスの展望
- 監査以外にも、コンサルタント職など、多様なキャリアパス
- オープンエントリープログラムやグローバルモビリティなど、多様なキャリアアップ機会
- 明確なキャリアパスと充実したキャリア支援制度
総評
グローバルネットワークファームであるPwCの一員であり、世界水準の監査スキルと先進テクノロジーを習得できるPwC Japan有限責任監査法人。監査以外にも、コンサルタント職など、多様なキャリアパスがあり、オープンエントリープログラムやグローバルモビリティなど、多様なキャリアアップの機会も充実しています。高い初任給と充実した福利厚生、オープンな社風も魅力です。
参照:PwC Japan有限責任監査法人概要 | PwC Japanグループ
参照:PwC Japan有限責任監査法人 総合採用サイト _ PwC Japanグループ
有限責任監査法人トーマツ
名称:有限責任監査法人トーマツ
社風・法人の特徴
有限責任監査法人トーマツは、1968年に設立され、品質を最重視する質実剛健な社風で知られています。Deloitte Touche Tohmatsu Limitedとの業務提携を通じて国際化にも対応しています。また、監査業務のみならず、総合コンサルティングも手掛ける多角的な事業構造が特徴です。
初任給
初任給は月額320,000円。
監査法人の業務の特徴
主に金融機関向けの監査と税務サービスを提供しています。さらに、デロイト トーマツ グループ全体で法務、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリーなども行っています。
福利厚生・ワークライフバランス
社会保険や健康保険のほか、不妊治療などの生殖医療サポートなど、さまざまな角度の福利厚生が用意されています。
キャリアパスの展望
ビジネスセレクト(海外駐在員制度)があり、多様なキャリアパスが考えられます。
総評
有限責任監査法人トーマツは、長い歴史と品質への真摯な取り組みが高く評価されています。多様なサービスラインと国際的な対応力があるほか、充実した福利厚生が魅力です。特に、質実剛健な社風と多様なキャリアパスが用意されているため、キャリアを通じた成長とワーク・ライフ・バランスを求める就活生にとって魅力的な就職先と言えるでしょう。
参照:沿革|コーポレート:会社案内(有限責任監査法人トーマツ)|デロイト トーマツ グループ|Deloitte
参照:包括代表からのご挨拶|コーポレート:会社案内(有限責任監査法人トーマツ)|デロイト トーマツ グループ|Deloitte
参照:有限責任監査法人トーマツ 採用サイト
有限責任あずさ監査法人
名称:有限責任あずさ監査法人
社風・法人の特徴
- 明るく風通しの良い組織文化で、コミュニケーションが活発
- 多様な業務領域:監査、アドバイザリー、金融、IPO支援
初任給
月額320,000円
福利厚生・ワークライフバランス
- 充実した福利厚生制度
- 社会保険完備
- 育児休暇取得率も高く、ワークライフバランスを実現しやすい環境
キャリアパスの展望
- 監査やアドバイザリーだけでなく、金融、IPO支援、多様な業務領域での経験が可能
- 多様な業界での経験を積みながら幅広いスキルを身につけられる
総評
大手監査法人の一つとして高い業界評価と知名度を誇るあずさ監査法人。明るく風通しの良い社風で、コミュニケーションが活発な環境で働けます。監査、アドバイザリー、金融、IPO支援など、多様な業務領域で経験を積むことができます。充実した福利厚生制度とワークライフバランスを実現しやすい環境も魅力です。
参照:あずさ監査法人 – KPMGジャパン
参照:あずさ監査法人|会計士採用情報|定期採用|募集要項
参照:あずさ監査法人|会計士採用情報|定期採用|私たちが伝えたいこと
太陽有限責任監査法人
名称:太陽有限責任監査法人
社風・法人の特徴
- 大手と中小の両方のメリットを兼ね備えた、組織文化
- 働きやすい環境づくりに積極的に取り組んでおり、ワークライフバランスを実現しやすい
初任給
非公表
福利厚生・ワークライフバランス
- 充実した福利厚生制度
- 社会保険完備
- 子育て支援制度
- 働きやすい環境づくりに積極的に取り組んでいる
キャリアパスの展望
- 入所時から責任ある業務を担当し、即戦力として活躍できる
- 多様なクライアントとの関わりを通じて、幅広い経験を積むことができる
- パートナーへの昇進は10年目以降と明確なキャリアパス
- 個々のキャリアプランに合わせたキャリア支援制度が充実
総評
大手と中小の両方のメリットを兼ね備えた太陽有限責任監査法人。働きやすい環境づくりにも積極的に取り組んでおり、ワークライフバランスを実現しやすい法人です。入所時から責任ある業務を担当でき、多様なクライアントとの関わりを通じて幅広い経験を積むことができます。明確なキャリアパスと充実したキャリア支援制度も魅力です。
参照:太陽有限責任監査法人 | Grant Thornton
参照:太陽有限責任監査法人 採用情報 | Grant Thornton
仰星監査法人
名称:仰星監査法人
社風・法人の特徴
- 風通しの良い職場で、多様な人材が活躍できる
- チームワークを重視した社風
初任給
月額320,000円
福利厚生・ワークライフバランス
- 充実した福利厚生制度
- 社会保険完備
- 育休取得率77%と高く、ワークライフバランスを実現
- チームワークを重視した社風で、困ったことがあれば気軽に相談できる環境
- 在宅勤務制度を導入し、働きやすい環境づくりに努めている
キャリアパスの展望
- 個々のキャリアプランに合わせたサポート体制が充実
- パートナーへの昇進は15年目以降と明確なキャリアパス
総評
風通しの良い職場で、多様な人材が活躍できるチームワークを重視した社風です。充実した福利厚生制度とワークライフバランスを実現しやすい環境も魅力です。個々のキャリアプランに合わせたサポート体制も充実しています。
参照:採用情報|仰星監査法人
東陽監査法人
名称:東陽監査法人
社風・法人の特徴
- 国際的な業務が多く、IFRS対応などにもチャレンジできる
- オープンでアットホームな社風で、コミュニケーションが活発
- フレンドリーで協調性の高い社風
初任給
月額320,000円以上
福利厚生・ワークライフバランス
- 充実した福利厚生制度
- 社会保険完備
- フレンドリーで協調性の高い社風で、困ったことがあれば気軽に相談できる環境
- 在宅勤務制度を導入し、働きやすい環境づくりに努めている
キャリアパスの展望
- 個々のキャリアプランに合わせたキャリア支援制度が充実
- 海外勤務の機会があり、国際的なキャリアパスも目指せる
総評
国際的な業務が多く、IFRS対応などにもチャレンジできる東陽監査法人。オープンでアットホームな社風で、コミュニケーションが活発なフレンドリーで協調性の高い社風です。充実した福利厚生が望めます。
参照:東陽監査法人
参照:東陽監査法人 採用情報サイト
ひびき監査法人
名称:ひびき監査法人
社風・法人の特徴
- 部門間の垣根がなく、多様な業務に携わりながらキャリア形成ができる
- フラットな組織文化で、若手社員も積極的に意見交換できる
- アットホームな雰囲気で、社員同士の仲が良い
初任給
月額313,000円
福利厚生・ワークライフバランス
- 充実した福利厚生制度
- 社会保険完備
- 自己啓発等補助制度
- フラットな組織文化で、若手社員も積極的に意見交換できる環境
キャリアパスの展望
- 多様な業務に携わりながら、幅広い経験を積むことができる
- 個々のキャリアプランに合わせたキャリア支援制度が充実
総評
部門間の垣根がなく、多様な業務に携わりながらキャリア形成できるひびき監査法人。フラットな組織文化で、若手社員も積極的に意見交換できるアットホームな雰囲気です。充実した福利厚生制度とワークライフバランスを実現しやすい環境も魅力です。多様な業務に携わりながら幅広い経験を積むことができ、明確なキャリアパスと充実したキャリア支援制度も魅力です。
参照:トップページ – ひびき監査法人-PKF Japan
参照:募集要項 – ひびき監査法人-PKF Japan
アーク有限責任監査法人
名称:アーク有限責任監査法人
社風・法人の特徴
- 早い段階から責任ある仕事を任せられ、スピーディーに成長できる
- 豊富な経験を持つパートナーの指導により最短距離でスキルアップできる
- 明るく風通しの良い社風で、コミュニケーションが活発
初任給
月額320,000円
福利厚生・ワークライフバランス
- 充実した福利厚生制度
- 社会保険完備
- 確定給付企業年金
- 明るく風通しの良い社風で、コミュニケーションが活発な環境
- テレワーク制度を導入し、ワークライフバランスを実現しやすい
キャリアパスの展望
- 最年少昇進年次はシニアスタッフ3年目、マネージャー5年目、シニアマネージャー7年目、パートナー10年目と、早期でのキャリアアップを目指すことができる
- 豊富な経験を持つパートナーの指導により、最短距離でスキルアップできる
- 海外出張もあり、国際的なキャリアパスも目指せる
総評
早い段階から責任ある仕事を任せられ、スピーディーに成長できるアーク有限責任監査法人。豊富な経験を持つパートナーの指導により、最短距離でスキルアップできる明るく風通しの良い社風です。充実した福利厚生制度とワークライフバランスを実現しやすい環境も魅力です。最年少昇進年次はシニアスタッフ3年目と、早期でのキャリアアップを目指すことができます。また、海外研修制度もあり、国際的なキャリアパスも目指せる点も魅力です。
EY新日本有限責任監査法人
社風・法人の特徴
- 大手監査法人として高い業界評価と知名度
- 先進的なデジタル技術の活用
初任給
月額約320,000円
福利厚生・ワークライフバランス
- 充実した福利厚生制度
- 社会保険完備
- 育児休暇取得率99%(2023年実績)
- 先進的なデジタル技術を活用した業務効率化により、ワークライフバランスを実現しやすい環境
キャリアパスの展望
- 多様な業務領域で経験を積み、幅広いスキルを身につけられる
- 個々のキャリアプランに合わせたキャリア支援制度が充実
- 海外駐在や国内出向なども可能で、多角的なキャリアパスを目指せる
総評
大手監査法人として高い業界評価と知名度を誇るEY新日本有限責任監査法人。先進的なデジタル技術を活用した業務効率化により、ワークライフバランスを実現しやすい環境も魅力です。また、充実したキャリア支援制度も魅力です。
参照:EY新日本有限責任監査法人 法人案内 | EY Japan
参照:EY新日本有限責任監査法人定期採用サイト
まとめ:就活成功ポイントを活用して就活を成功させよう
以下で改めて本記事のポイントをまとめます。
・業界研究
法定監査をはじめとする監査業務や、コンサルティング・税務といった非監査業務など、どの業務領域で働きたいかを明確にしておきましょう。
・法人文化の理解
監査法人ごとに文化や価値観が異なります。自分がどのような環境で働きたいのかを把握し、自分に合った社風の企業を選びましょう。
・初任給と福利厚生
給与だけでなく福利厚生も重要なポイントです。自分のライフスタイルに合った監査法人を選びましょう。
・キャリアパス
将来的にどのようなキャリアを築いていくのか、そのためにはどのような環境が必要かを踏まえて慎重に希望の監査法人を絞り込みます。